idealism-lab’s blog

同人活動他雑多に

RISE2023夏!その他、映画の話とか。(※各ネタバレ有)

※本誌B3P最新話のうっすらネタバレ含みます。

 

ランチトリオ回~!うぉぉ!やったー!レオ君が出てきたぞー!(あと半年位は出てこないことも覚悟していたのでとても嬉しいし、やっぱりあの服はおニューな普段着で確定なのか…前ファスナー…いいぞ…えっちだね…)

そしてダイナーの話!

確かにお父さんしか出てきてないな…とは思ってたけど、記憶改竄のネタも絡めつつ、これまた洋画あるある的な角度で攻めてきたなーなるほど…。

っていうか、ん?記憶改竄は共通認識なの…?

色々書き換え可能…もしかして、区画クジも何その大胆なシステム…って謎だったし、そういうこと?いや、でも地上げの概念があるからちょっと違うのか。

んー?そういえばfake town babyの歌詞にも記憶改竄を思わせる部分があるな…?あれ?これは予定調和なのか?フェムトやアリギュラちゃん達みたいに原作が寄せた?いや、そんな…(よく米津さんが解釈の悪魔だなんていわれてますけど、UNISONの田淵さんもアニソン作る時の原作への解像度高いと思うし…公式からも細かいオーダーもあるだろうし…)。だとしたら初期構想で…いや、やっぱりこれ…もう三章目だし…風呂敷を畳みにかかってるんですか?;;;…えっ…えっ?

 

などと、頭の片隅でもにゃもにゃ&ハラハラしつつ、なんやかんや血界っぽい締め方に安心できて今回も面白かったです。

まーHLは、ビックリドッキリDONDON不思議な力のとんでもタウンってことっすかね(雑すぎる)。知らんけど。

 

それに、カラーイラストも付録のステッカーも嬉しい…(ステッカー使いたいけど使えないんですが…どうしたら…)。ありがたい…。やったぜ…。

 

しかし…どうなんですかね?

考察は得意じゃないというか…あんまりしたくない気持ちもあるから、もう出されたものを出されたまま受け止めるぜ…(丸腰で天を仰ぐポーズ)って感じなんですけども…

個人的に特に気になるのは…

 

▼「レオ君とミシェーラのおめめは結局どうなるの?」問題

▼「過去にクラウスさんが捕まって牙生えちゃった経緯的なプロトタイプ要素は連載決定後の世界線でも採用されているんですか? もしかして時間操作系疑惑の能力と関係ある?あのえっちなタトゥー的なあれも実は上半身じゃなくて別のどっかにある?ちょっとkwsk」問題

▼「十三王さん全員出てくるの?大丈夫?ちなみに絶望王はどうなるの?」問題

▼「上司組(KKも含)はどうやって知り合ったの?」問題

※でも↑ここは知りたいような知りたくないような複雑な気持ち…。

▼「あのでけぇ触手is結局何?」問題

 

…とかですかね。

他にも色んな勢力が出てきてたし…敢えて全部綺麗に回収はしないんだろうなーと思いつつも…特にレオ君とミシェーラのおめめの行く末と、クラウスさんの能力うんたらかんたらは可能ならしっかり知りたいですね…。

(私は中の人の達の自我が出ている部分をあまり知りたくなくて、公式のラジオ関係は積極的にチェック出来ないでいたので…そこで既に出ている情報もあるかもですが…)

 

しかしながら、薄いブック…紳士と少年の爛れた関係を妄想することでしか得られない栄養に生死を激しく左右される身としては、知りたくないことも多いので…HLの霧の中に紛れててくれた方が良いことも結構あるんですけど…。

(スティーブンさん…嫌いじゃないのに…クラウスさんとの過去が明らかになれば成る程、多分私は衰弱していく気がする…毎回最新話を読むのがこわい…こわいよ…私は今回こそ何かくるんじゃないかと思っていましたよ…延命措置助かる…)

 

やー…なににしても…

やっぱり前に躍り出ちゃうレオ君の性格と、多分あの後「……ってことがありまして~」なんてクラウスさんのお部屋でお話したばっかりに「……怪我は?」と上着の前ファスナーを下げられて慌てるレオ君と、若干不機嫌そうにしながらも露わになった首筋に口づけるクラウスさんは最高だなーと(※最新話の話です)。

 

レオ君が前開きの上着になったって事は、まぁ下にインナーも着ているでしょうし(前はプルオーバーだったからインナー着てなかったと思うし、お腹出てる描写があったと記憶している…改竄された記憶でなければ私は肌色を見た気がするんだ…)。

そうなってくると、モーゼが割った海の如く露わになっていくインナー…もう1枚脱がせるドン!なクラウスさん…「だから、どこも怪我なんて……っ……」と唇を噛んで声を押し殺そうとするレオ君が発生するわけで…ああっ…なんてこと…なんてことだ…(※最新話の話をしています)!

 

え?やばくないですか?最新話。これはクラレオですよ。

(※2023年夏号掲載話の話をしています)

 

…。や、違うんです。

トリオの互いの信頼と関係性。それからダイナーと常連客の関係。素敵だな…。展開もわかりやすく大好きなやつだな…。って噛み締めているし、付録のステッカーも、クラウスさんの右隣にレオ君があってありがとうございますありがとうございますなんですけど、心が…クラレオを求めているので…つい…その…拾っちゃいますよね要素を(血眼で)。

 

とにかく…よかった…今回も無事に血界戦線の続きが読めて…よかった…(何…)。

 

 

+++

 

で。以下は同人関係の話なんですが。

 

今月中にですね…アップを目指しているとかぬかしていた『Dice!Dice!Dice!』のWeb再録データなんですが…真面目に触る時間がなさ過ぎ問題で、変に弄ったから割と収拾がつかなくなって白目を剥いております。

も、もう…元のままでいいかな…?;;;という気持ちが…もはや8割強程度なんですけど…

このままアップすると、自分では一生読み返したくない話になってしまうと思うので…もうすこし足掻きつつ7月は終わらないってことで…やれるだけやってみます…無理ならキリがいいところで投げます…これ以上後ろに倒れると秋の予定が難しくなるので(もう既にやばい)。

 

うぅ…同人の話、終わり!

 

+++

 

ゲームも…今月何時間出来たじゃろうか…;;;もうやだ…辛い…って感じなので…そろそろ…そろそろ休憩を挟みたい…夏もイベントに出てないのに…なんでこんなことになっているのか…私…時間の使い方が下手すぎる…。

ティアキン…全然止まってます…はよゼルダ姫探さないと…うぅ…。

ヴァルハラとかサムライメックもやりたいし…。

ベヨネッタシリーズ…カービィ…もDLしたまま一度も起動してない…。

うぐっ……;;;

 

しかしながら…一応…誘われるがままに映画を観に行ったり、出かけたりも出来るようにはなってきていて…『スーパーマリオ』の4DXと『インディージョーンズ運命のダイヤル』のIMAXは観に行けました。

 

マリオは…闇堕ちチコちゃんが最高だったのと、ヘイホーkawaiiのと、でっかいテレサ愛おしいね…というのと…大昔に観た実写マリオ映画がリバイバルで売れているらしくて「よかったね…」という気持ちです(実写の方は実写のストⅡを観た後の気持ちとほぼ同じになれる感じです)。クッパ×ルイージが流行っているという話は事前にキャッチしてましたが…へぇ…ふーん…なるほどね(腕組み)?って感じでした。なるほどね。

あとピーチ姫の出自に関する設定って、昔なにかの攻略本に書いてあった気がするんだけど…何のタイトルの本だったかな…?思い出せない…でも「そうそう、あったあった。そんな設定!」とハッとして謎に嬉しくなりました。他にも世代的に馴染みのあるシリーズのネタが随所に織り込まれていたので、とても楽しく観れました。チョロいとは思うけど『名探偵ピカチュウ』とか『ピクセル』とか『シュガーラッシュ』みたいに、よく知るレトロゲーが今のテクノロジーでポップに演出されているのって、ハートにブスリと刺さるなぁ…。あとは全体的にアトラクション感があって4DXとも相性がよかった。

 

ででで。

 

運命のダイヤルは…ぶっちゃけ…今回は映画館で観るつもりはなかったし何も特に事前情報を摂取していなかったんですけど…結果としてそれが逆によかったみたいです。

 

やー…ルーカス!アンタ、やっぱり最高だよ!

 

マジで何も知らなかったけど、マッツが出てきた時点で「…マッツじゃん!」ってなるし、マッツが出てきたことによって「こいつ、絶対重要な役だからこれ死んでないし何なら黒幕じゃん。ってか、インディシリーズ共通の敵は…」とか展開がほぼ読めてしまって草過ぎるし(あんな豪華な使い捨てキャラあり得ないし…いやエクスペンタブルズみたいな例もあるけど…北欧の至宝だから出てきた時点で華がありすぎて違和感にニヤニヤしてしまった)、それに…とにかくトップギアでカメラワークがしつこい!ってか恐らく撮りたい画の為のサイドカーチョイスからの欲張り王道展開に爆笑&サムズアップで好感度カンスト(わかった…好きなのは分かるし私達もそれが好きだ。だがそのアクション何回見せるんだね?あっ、あー…わかった、わかったから…えっ、まだやるの?わかったもう好きなだけやりなさいよ…)。

 

そこからの…

 

「ままま、まって…誰ですか、このおじいちゃ…えっ…インディ…??ってことは…彼がハリソン・フォード?この爺が…ハリソン・フォード!?嘘つけぇ!!さっきまでいつものインディだったやんけ!…じゃあこれ特殊メイク…だよね?すげーな特殊メイk…えっ!?ガチで生のハリソン?え?だってあまりにも爺すぎん????だるんだるんの高齢者ボディやぞ????おい、ルーカス!!!!どういうことだよ!嘘だと言ってくれ!!!!!これホント、マジで誰!?!?」とめちゃくちゃ心掻き乱されました。

 

マナー的には微妙だけど、動揺のまま隣の席を窺ったら…隣でもパートナーが全く同じリアクションでこちらを見ていたので目が合って笑っちゃうところでした。まー…いや、そうなるよね。びっくりした…。

 

で。高齢者ボディ(半裸)を惜しみなく晒してくれたのはハリソン・フォードお御本人だった模様…。今年で御年81歳とか…信じられん…。作中の若かりしインディはアーカイブを引っ張ってきたり、そっくりさんかと思いきや…デジタル処理された本人という、これまたルーカスやってくれるぜ…という感じだし(なんだその謎技術…じゃあ他のデジタル処理ももうちょい頑張れたのでは…?どうして…なんやねんあのパレードとか…あの味がいいっちゃいいけど…)。

 

なんか情緒をしっちゃかめっちゃかにされつつも、はぁ…そうか…本当にシリーズ完結なんだな…という感慨深さがありました。

そうだよね…1作目の失われたアークが公開されたのって1981年なんだもんね…。生まれる前からすでにインディはインディで…キャラクターは永遠だけど…演者は年をとるんだもんね…。でもなぁ…ハリソンもだけどルーカスも化け物かな(しかもルーカスの方がハリソンよりちょっとだけ若いのもビックリするな…でもどっちにしろ二人とも爺だな…)?還暦を余裕で超えてるのにあれは凄まじいとしか言えない…。しかもまだ現役宣言しとるし。何…怖…すご…。

 

あとはとにかく…もう…これ脚本めっっっちゃくちゃ楽しかっただろうな…心底羨ましすぎる…。まーじで無茶苦茶だよ!伏線っていうか細かいことはぶん投げて(投げすぎだろなレベル)やりたいこと全部詰めじゃん…こんなの絶対楽しいじゃん…縦横無尽に世界を股に掛ける展開…いいね…考えるのワクワクしただろうな…観てるのも楽しいよ!ありがと!最高…。ハチャメチャながらも、随所にちりばめられた古きものと新しきものの対比、そしてそれに優劣をつけないというメッセージ的な感じも非常によかった。何より…クライマックスシーンでのインディの台詞…。あれ凄いな…。あのトンチキ展開(くそ~…おもろいな…)に、その台詞を入れるか…。ハリソンも万感の想いで演じたんだろうな…。沁みすぎて泣きそうになってしまった。で、そこから転げおちていくように(ある意味雑な)大団円。おっ、お~!? いいよいいよ…!ありがとう!最高(音消し拍手)。マッツも眼福だったし(はー…なにあれ…美しすぎるでしょ…北欧は『これが!うちの!マッツちゃんです!』って世界にもっと自慢しまくるべきだよ)。おまけに最後の最後で日本語字幕担当が安定のなっちゃん(なっちゃん~!)と判明したのも含め、とにかく全てがパーフェクトだった(なっちゃん字幕ということは、円盤で字幕無し観賞をして字幕を味わい直す楽しみも増えたということ)。これぞハリウッド映画、これぞルーカス・フィルム…(心のスタンディングオベーション)。

 

正直…こういうエンタメど真ん中系は…その…映画館で観る層が結構賑やかっていうか…マナーが…って印象があるので…レンタルがリリースされ次第、家で観るつもりでしたけど、やっぱり映画館でポップコーン片手に観るのが正解のタイトルでした。

 

(でも…やっぱりルーカス・フィルムのエンブレムが出たあたりでも、スマホの明かりをつけながら入ってくる家族とかカップルがいっぱいいたし、エンドロール中にガンガン立って退出する勢が多くて「ちょ…;;;」とは思いましたよ…。私、英語はあまり読めませんけど…それでもエンドロールはクレジットの感染症対策チームのボリュームとか現地の諸々調整チームの面子を見て苦労を偲んだり、撮影地や衣装提供がどことか…あのスタッフこの作品にも関わってるのか凄い…とかパンフレットにも載っていない情報が拾えて色々楽しいのに…何て勿体ない…;;;あとパンフレットの仕様と価格は配給元のマネーパワーをダイレクトに感じられて凄く面白い…やはりハリウッドは強いしアンパンマンも頑張っていて偉い…)

 

ちなみに、運命のダイヤルは観終わった後『シベリア超特急シリーズ』を思い出しました。昔、地元でシベ超を水野監督と一緒に観る超小規模な謎イベントがあって、まじで「友達かな?」みたいな距離でお話したり、アフターもご一緒させて頂くような機会があったんですが(なんなら開始前から普通に一緒にいたし)…監督が、すごーーく楽しそうだったんですよね。観るのも語るのも。だから映画を愛し映画に愛される人の作品ってこういうものなんだな…って。上手く言えませんが、あの時強く感じた気持ちを色鮮やかに思い出したというか…まさに『いやー映画って本当にいいものですね~!』ってやつです。いい映画体験をすると、水野監督の声が聞こえる気がします。まぁ…シベ超はB級…下手するとZ級なんですけども…(※褒めてる)。はー…。なんだか凄く元気が出ました。映画大好きポンポさんも読み返したくなっちゃったな…。

 

ってな感じで、身体はへろへろながらも気持ちとしては元気が出たのと、最近ジェルネイルデビューをしてポリッシュを塗り直す時間が節約できるようなったので、ジェルを硬化させながら観よう観ようと思いつつリストに塩漬けにしていた映画もちびちび観始めています。

 

手始めにシン・エヴァを完結させました。

『3.0+1.0』以外は旧劇場版を含め、全て映画館で観ていましたし…なんならTVシリーズはリアタイ勢(年齢…)なんですけど…どうしても…どうしても完結を受け入れられなくて…(物語を完結させたくない病を患っているので)

『3.0+1.0(1.01)』だけは観るのを躊躇ってしまって…そのままに…。

 

それでも気にはなるのでNHK密着特番は何度も観たし、綾波が田植えをするとか…シンジ君が誰とくっつくかとか…なんとな~く知っちゃってはいたけど…ふんぎりがつかず…

ようやく…ようやく本編を観ました。

えっと…。

 

……庵野監督は……愛を知ったのね……オトナになってよかったねぇ……(親戚のおばちゃんのような顔で微笑みながら)。

 

なるほどなぁ…。

確かに…これはマリのモデルは安野先生だろって言われるわ…(否定のコメントが正式に出てるけど、突然の猫愛要素とか…シンジ君は紛れもなくアンノ君だろうし…ゲンドウ君への解像度が格段に変化してるところとか…。あとは…監督は意図してなくても、シンジ君がアンノ君である以上、マリというキャラクターには他のスタッフから見た安野先生の要素がうっすら溶け込んでそうな気もします)。

 

ストーリー面では…突然の裏宇宙展開とか、相変わらず登場人物達が神話(聖書の類い)に詳しすぎる問題(まぁ…数十年単位で使徒と命のやりとりをしていれば、やたら詳しいのも当たり前かもしれんけど…ぱっと出てくる一言や、ちょっとしたジョーク的な台詞も現実世界の今の一般教養から激しく逸脱しがちで、ちゅ…注釈をくれ~という場面が多い…)が私としては多少ひっかかるものがありましたが…;;;

 

エヴァンゲリオンというIPは、もうあまりにも巨大になり過ぎているし…。ここまできてしまうと…完結と銘打った以上…計り知れないほどの重圧や苦悩を背負って製作したんだろうなっていうのが想像に難くない訳で…(先にNHK密着を観ていたから余計にそう思う…)それでも旧作含め風呂敷を丁寧に閉じようと…観る人を楽しませようと…エンタメというものを考えて考えて考えて作ったんだなぁ…って感じがして、感謝しかないし『完結させてくれて本当にありがとう。お疲れ様です』っていう感想です。

 

…そして、庵野監督はもうエヴァを作ることは二度とありませんよ!二度と!ってモードなんだろうな(満足した的な意味でもそれ以外の意味でも…)。庵野監督以外の全てのスタッフの皆様もお疲れ様です…。

 

あと、あれっすね…チェンソーマン2章のあの武器(?)とあの悪魔のデザイン、あー…この作品にインスパイアされたのか…という気付きを得ました(今更かもですが)。なるほどなー…。改めて、凄まじい作品だなぁ…エヴァンゲリオン…。

 

で、折角だし…続けてこれまた未視聴ながら内容をうっすら知っている同監督作品『シン・ゴジラ』もしっかり観てみましたが…。(好きなイラストレーターさんが大好きな作品なので、ずっと気になりつつもタイミング逃しまくりで観てなかった…)

 

お、おぅ…?

 

…う、うーん? 庵野監督…例の駅を飛び出し…そして、これを作ったんだね…とっても楽しかったんだね…よかったね…(内閣総辞職ビームと無人在来線爆弾ってこれか~!と思わず声出して笑って手まで震わせちゃったから硬化しかけのジェルがよれたよ…)????

 

いや、ほんとなんですかこれ…。

エヴァの完結編もだけど…これも庵野監督の同人誌というか…『同級生の庵野君』の手描きの漫画ノートを休み時間に見せて貰っているような気持ちになりました…(あるじゃんそういうの…)。なんていうか…楽しんで作っているんだなぁ…いいなぁ…いいことだ…。ってか、なにあの…ゴジラの設定…おもろ…(ガチの特撮好き男子が休み時間にノートにガリガリ書いてるような設定じゃん…いいな…ゲラゲラ笑いながら突っ込み入れたらガチ切れ反論されてそこから白熱討論大会コースじゃん)。

 

あと…なんだろ…物語が展開している場所(風景)の数がそこまで多くないなぁ…と違和感みたいなものを感じました。予算とかの都合っていうより、庵野監督が撮ってるんだから間違い無くわざとだろうけども…めちゃ癖が強くないです?…特撮ってみんなこんな感じだっけ?くどいというか説明的というかシステマティックというか…。

なんか…よくわからんから有名どころの特撮を何本か観て分解比較したいな…。そうかんがえると…エヴァのアスカがシンジの口にレーション捻じ込むシーンのカメラワーク、あれも特撮のエッセンスが強いのかな…(凄くこだわって撮ってたシーンっぽかったけど既存のアニメのカメラワークとは何か違う気がして、ずっとひっかかってた…)?全然わかんなくて面白いな…。

 

…ふーん。そしてこれが…仮面ライダーウルトラマンと続くのかぁ…。なるほどなぁ…。よし。ちょっと時間をおいてから見よう(ややお腹いっぱいになった)。

 

 

あとは『犬王』観ました。

鯨の歌は好き…。ただ、どの曲もQueenを意識してるなぁと秒で気付く印象。どこかでオマージュですって言ってるならまだしも、その辺が見つからないから「あれ…?」だし、RockじゃなくてQueenを意識してるって感じさせるのは悪手だと思う。QueenはRockだけど正しくはRockではなくQueenという唯一無二オンリーワンのジャンルなので…という厄介オタクを簡単にキレさせてしまうからです。そうです私です。

アニメとしての動きも…竜中将の曲のシーンで、ハンドバランシングの後はロープアクションではなく時代考証的にも手に持つ布を最大限に活かせるエアリアルの方が自然だし美しかったと思います。また、あの辺の動きは鬼ムズいだろうし、滑らかに動かすならモーションキャプチャありきだろうなってのは当然として…ユーリ!!!みたいに何かの演目のまるっとトレスしたりしてない?疑惑が…。ストーリー的に解呪が進んで…って解釈も出来るけど…それまでとボディのバランスも違うし…。加えて曲が長いから中弛みするところに、若干ダサく見える演出がしつこく入ってたのが残念だったな…。もし、Queenに影響されてるんなら、そこはもっと格好良く見せてくれよ!!!!!!

他にも何カ所か「ん…(既視感があるな)?」みたいなところがあって、没入感に欠けていたように感じました。あくまで私の感想でしかありませんが。

キャラの関係性も…深掘りがもう一声欲しかった…。友有のなー…恐らく男色を下敷きにしてる師弟関係っぽいところも嫌いでは無いどころか好物な類いではあるけど、そこの匂わせ方とか友有の『性』を感じさせるような演出が一般受けしない感じだったし、中途半端に感じました。やるなら…もっと…徹底的に振り切ってくれ~!

そうかと思えば、妙にグロ描写に力をいれてたけど、ピンポイントでそこ…って…ええ…?流行だから…?とも思ったし…グロに力をいれたいなら、犬王の母にも触れるべきでは(産後、完全に空気だったけど…自死したのかな…)?

全体的にただのMVだったら『素敵』で終わったけども…題材が興味を引くだけに…うん。ちょっと残念でした。

湯浅監督作品だから、期待値が高すぎたってのもあるとは思いますが…。(『カイバ』と『ピンポン(ノイタミナでやってた方)』めっちゃ好き…)

でも、映像は美しかったです。

ひとりでオタクっぽく観るのには良い作品だと思います。

 

 

+++

 

その他、今年観に行こうと思って行けていなかった『ピンク・クラウド』が来月円盤リリースなのでそわそわしたり…同じ色繋がりで…あの、世界中のピンク塗料を使いまくって一時的に世界をピンク不足にさせたと噂の『バービー』も来月公開とのことで大変気になっています。

 

チャーリーとチョコレート工場の続編(というか過去編)『ウォンカ』も冬に公開でしたっけ…これも絶対劇場に行こう…。ティム・バートン版の〝チャリチョコ〟は公開当初好きすぎて劇場7回とサントラ・円盤の他、PSPで視聴できるUMD版も買いました(仕方がないけど…UMD規格あんまり普及しなかったな…)。近年、ジョニー・デップがプライベート問題でアレだし…そもそも監督も違うしで…残念なものの…三代目ウォンカさんのティモシーがどんな感じに演じてくれるのか楽しみです。

 

 

 

気になるものがまだまだあるし、やりたいことも沢山あるので…

時間を上手に使わないとな…。